エアコン選び ①耐塩害仕様ってなに?

エアコンの塩害仕様について、まとめました。

塩害とは?

海沿いの場所では潮風の影響により室外ユニットがサビや腐食が発生しやすくなります。それによる被害を塩害といいます。

塩害による被害

前途したように、潮風の影響により、室外機の外部と内部が錆びてしまします。

耐塩害仕様の種類

耐塩害仕様と耐重塩害仕様に分かれます。下記の表が目安となります。

耐塩害仕様 潮風を受けやすい地域に適しています。
エコキュートの設置場所から海までの距離が約300mを超え1km以内(めやす)
耐重塩害仕様 強い潮風を受ける地域用です。
エコキュートの設置場所から海までの距離が約300m以内(めやす)

 

据置場所について

耐塩害仕様機は、室外設置機を塩害および、
大気汚染の影響を受ける場所に設置可能な仕様になっています。

種類 JRA耐塩害仕様(E) JRA耐重塩害仕様(H)
据付場所

潮風には当たらないがその雰囲気があるような場所

 

潮風の影響を受ける場所。
ただし、塩分を含んだ水が直接機器にはかからない場所

機種選定の目安※1 ※2
  1. 室外ユニットの設置場所から海までの距離が約300mを超え1km以内の場所
  2. 室外ユニットが建物の影になる場所
  3. 室外ユニットが雨で洗われる場所

 

 

 

  1. 室室外ユニットの設置場所から海までの距離が約300m以内の場所
  2. 室外ユニットが建物の表(海岸面)になる場所
  3. 室外ユニット設置場所のトタン屋、ベランダの鉄製部の塗り替えが多い場所
  4. 室外ユニットに雨があまりかからない場所

※1耐塩害仕様、耐重塩害仕様の選択は、設置環境により条件が変わる場合(例えば季節風、台風の影響の強い地域)を除いたときの目安です。

※2沖縄や離島地域に設置される場合は、JRA耐重塩害仕様(H)を使用してください。

※ダイキンホームページより

海に近いところに設置する際は、据置場所を目安にして、決めることになります。ただし、あくまでも目安なので設置環境によって、大きく異なる場合がございます。

耐塩害仕様処理(室外機)

基本的に、耐塩害仕様処理は、室外機に施します。内容は下記のとおりです。
※メーカーによって若干異なります。

  1. 外装部品や内部部品を錆びや腐食に強いものを使用
  2. 耐食性のあるネジやボルトを使用
  3. プリント基板をシリコンコーティングし絶縁劣化を防止

などがあげられます。

基本的に、受注生産となり、納品まで1か月から3か月を要します。

耐塩害仕様だからと言って、絶対錆びないわけではありません。定期的に洗浄等のメンテナンスは必要になります。逆に、耐塩害仕様でないものが、すぐに錆びてしまうわけではありません。ただ錆びやすくなるのは事実です。あとからでも塩害対策はできます。

あとから塩害対策

※こちらは、自己責任でお願いします。

  • 内外装の錆止め塗装
  • フィンの錆止め
  • 基盤の錆止め
  • 耐食性のあるビスやボルトに交換※

となります。耐食性のあるビスやボルトに交換※は、結構面倒だと思いますので、余裕があれば。

いかがでしょうか?状況を考えながら、機器を選定してみて下さい。

各メーカーの塩害仕様のサイト

ダイキン
パナソニック
三菱重工

各メーカーのサイトを参照して下さい。